磁気圏サブストーム(読み)じきけんサブストーム

最新 地学事典 「磁気圏サブストーム」の解説

じきけんサブストーム
磁気圏サブストーム

magnetospheric substorm

地球の中心からその半径の約10~40倍隔たった夜側磁気圏に,磁場の形で蓄えられたエネルギーが,粒子の運動エネルギーとして変換・解放される際に現れる磁気圏内の擾乱。この現象が起こると,加速された電子やイオンが地球に向かって押し寄せ,地球を取り巻いて環電流を形成する。この電流は,プラズマシート中を流れる電流とともに,地球の電離層を介して複雑な電流系を構成し,極域のオーロラを活発化させる。また,地球と反対方向にも加速粒子が放出され,温度の高いプラズマの塊が磁気圏尾部を約500km/秒の高速で駆け抜け,最終的に惑星間空間に逃げ出していく。これら一連の現象が矛盾なく説明されなければならないが,原因となる物理機構として,磁気再結合説が有力。また,磁気嵐のときの環電流の発達や極域嵐の発生は大規模な磁気圏嵐が繰り返し起こることに原因が求められている。

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参照項目:磁気嵐
参照項目:磁気圏

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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