デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「磐之媛命」の解説 磐之媛命 いわのひめのみこと 記・紀にみえる仁徳天皇の皇后。葛城襲津彦(かずらきの-そつひこ)の娘。履中・反正・允恭(いんぎょう)天皇の母。嫉妬(しっと)ぶかい女性としてえがかれている。「万葉集」巻2に,磐姫皇后の歌として4首おさめられている。光明皇后が皇后となったとき,臣下出身の先例としてあげられた。「古事記」では石之日売命。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例