磐根神社(読み)いわねじんじや

日本歴史地名大系 「磐根神社」の解説

磐根神社
いわねじんじや

[現在地名]丹原町鞍瀬

鞍瀬くらせ川の谷沿い右岸の字高座こうざにある。祭神は素戔嗚尊・大己貴命ほか。旧村社。

元和七年(一六二一)の磐根神社棟札に

<資料は省略されています>

とあり、宝永七年(一七一〇)の「周布郡大手鏡」には「経座ニ有 牛頭天王宮一社 八尺ニ二間神殿 八尺ニ二間釣殿 二間半ニ四間拝殿 神主鞍瀬村佐門太夫(中略)祖母滝明神宮 七尺ニ一間半」とあり、この牛頭天王宮が当社にあたると思われる。由緒社伝(佐伯家譜)によると、毛利家の家臣佐伯小太夫行忠が天文一二年(一五四三)芸州から帰って当村を領し、神主となったと伝えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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