磨崖碑・石柱碑

山川 世界史小辞典 改訂新版 「磨崖碑・石柱碑」の解説

磨崖碑・石柱碑(まがいひ・せきちゅうひ)

古代インド,マウリヤ朝アショーカ王が各地に刻ませた碑文臣民ダルマ政治を説き,ダルマの実践を求めたもの。岩石に刻まれた磨崖碑は辺境各地に,磨かれた石柱に刻まれた石柱碑は中央のガンジス川流域に分布する。主にプラークリット語,ブラーフミー文字で記されるが,北西部にはギリシア語アラム語のものも存在する。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android