磯部新保村(読み)いそべしんぼむら

日本歴史地名大系 「磯部新保村」の解説

磯部新保村
いそべしんぼむら

[現在地名]丸岡町磯部新保

丸岡城下の南方九頭竜くずりゆう川右岸の自然堤防上に位置する農村。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図では磯部北保に含まれるが、同六年九月九日付の山川菊松宛結城秀康知行宛行状(山川家文書)に、「磯部出作」(高一八二・八八石)とみえる。正保郷帳磯部出作新保いそべしゆつさくしんぼとみえ、田方一五八石余・畠方二四石余。福井藩領。元禄郷帳以降磯部新保村となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android