… インドにおける仏教寺院の機構や活動状況は,わずかな遺跡や碑銘,中国からの求道僧たちの記録,ないし仏典の記事などから推定されるだけであるが,おもな特色として次の二つがあげられよう。 第1に,マガダのビンビサーラ王が王舎城内の竹林をブッダとその教団へ寄進し,また,須達(しゆだつ)長者が祇陀(ぎだ)太子から園林を買い取って寄進したという祇園(祇樹給孤独園(ぎじゆぎつこどくおん))の名からも知られるように,早くから国王の保護や大商人の経済的援助をうけて発展したことが挙げられる。5世紀初めの法顕の《仏国記》によれば,彼らは寺院を建てる場合,僧院の経済を支えるべく,果樹園や牧場,そこに働く人々(奴婢)までも併せ寄進したという。…
※「祇陀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新