祐久村(読み)ゆうくむら

日本歴史地名大系 「祐久村」の解説

祐久村
ゆうくむら

[現在地名]尾西市祐久

木曾川の東沿岸に位置し、対岸は美濃国西加賀野井にしかがのい村。寛永一一年(一六三四)検地で概高三五〇石四斗四合、田二一町九反一畝余・畑一八町四反六畝余、その後、文政一一年(一八二八)に田畑一二歩の新田が増加した(天保村絵図)。「寛文覚書」の戸口五二軒・二七八人、天保一二年(一八四一)には、家数九〇、人数四二八で、すべて尾張藩士の給知であった(天保村絵図)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android