神之瀬峡県立自然公園(読み)かんのせきょうけんりつしぜんこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「神之瀬峡県立自然公園」の意味・わかりやすい解説

神之瀬峡県立自然公園
かんのせきょうけんりつしぜんこうえん

広島県北東部,神野瀬川流域の渓谷と,その上流の神之瀬湖からなる自然公園。庄原市三次市にまたがる。面積 27.36km2。1998年指定。神野瀬川の急流により侵食されてできた神之瀬峡は,深さ約 300mにおよぶ雄大な自然景観を保ち,支流には大小さまざまな滝がある。県内ではここでしか見られないサンインシロカネソウをはじめとした豊かな植生でも知られ,周辺には多様な野生動物が生息する。新緑紅葉名所でもあり,渓谷沿いには遊歩道が整備されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android