自然景観(読み)しぜんけいかん(その他表記)natural landscape

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自然景観」の意味・わかりやすい解説

自然景観
しぜんけいかん
natural landscape

人間の手が加えられていない自然の景観文化景観 (人文景観) に対していう。水,気候地形土壌,自然植生などによって一定範囲の土地が他から区別される場合にこの語が使われ,人間の働きの加わる以前の状態を強調する場合は,「原景観」の語を用いる。通常気候区をさすために用いられる熱帯雨林,サバナ,ステップ,砂漠,タイガ,ツンドラなどの語は,自然景観を示す言葉の代表例。現在では純粋な自然景観はほとんど存在せず,かつて人間の働きが加わったことのある2次的な自然景観である場合が多い。

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世界大百科事典(旧版)内の自然景観の言及

【景観】より

…景観研究の進んだドイツでは,国土の景観区分図が各オーダーごとに作成され,小景観から大景観に及ぶ分類の体系が確立している。一方,景観は人間の手のほとんど加わっていない自然景観から,さまざまに人間の手が加わった人文景観へと変貌する。その変化は過去よりも今日の方が,また農林業地域よりも都市化地域の方が急速である。…

※「自然景観」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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