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神会 じんねShén huì

世界大百科事典 第2版の解説

じんね【神会 Shén huì】

670‐762
中国,唐代中期の禅僧南陽和上荷沢神会般若真宗大師とよばれる。俗姓高氏,湖北省襄陽の人。はじめ,玉泉寺神秀に師事するが,曹渓に赴いて慧能に参じた。洛陽荷沢寺を中心に同門の普寂を批判して漸教とし,頓悟を唱える。達磨を初祖とする禅宗の確立は,この人の活動によるところが大きい。晩年には,安禄山の反乱に際し,広く道俗に授戒して,香水銭を集め,唐の財政を助けたこともある。敦煌文書による,胡適の《会和尚遺集》によって,その史実と思想が知られ,禅宗史研究の新しい発端となる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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