神場鉱泉(読み)かんばこうせん

日本歴史地名大系 「神場鉱泉」の解説

神場鉱泉
かんばこうせん

[現在地名]美山村上初湯川 神場

標高約五〇〇メートルの地点から湧出する炭酸泉。「続風土記」によれば正徳年間(一七一一―一六)愛川あたいがわ遍照へんじよう寺の住僧順栄が発見し、その地に湯の鎮守として薬師堂を建て、男女の子を貰って夫婦にし、温泉を管理させたのに始まるという。この温泉は広く知られず、同書には「いまた竜神湯崎等の如く遠国他国に聞えされは在田郡中或は加茂谷辺の者のみ多く来る」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む