小瘡(読み)しょうそう

精選版 日本国語大辞典 「小瘡」の意味・読み・例文・類語

しょう‐そうセウサウ【小瘡】

  1. 〘 名詞 〙 小さいできもの。こがさ。
    1. [初出の実例]「雑熱。小瘡。対治之様不於蛭飼」(出典尺素往来(1439‐64))
    2. 「Xôsǒuo(ショウサウヲ) カク〈訳〉子供などに小さなできものができる」(出典:日葡辞書(1603‐04))

こ‐がさ【小瘡・疿】

  1. 〘 名詞 〙 皮膚病一種皮膚にできる赤色発疹。あせも。〔字鏡集(1245)〕
    1. [初出の実例]「一、能物(よきもの)はこがさのたで湯・張小袖・柳の風に居眠(いねぶり)の時」(出典:仮名草子犬枕(1606頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android