日本歴史地名大系 「神宮寺町」の解説 神宮寺町じんぐうじまち 福井県:福井市福井城下神宮寺町[現在地名]福井市左内(さない)町・足羽(あすわ)一丁目・毛矢(けや)三丁目足羽山東麓を南北に走る北陸街道に沿う町で、北は石場上(いしばかみ)町、南は石阪(いしざか)町。南から上・中・下の三町に分れる。黒竜(くろたつ)社別当の竜宮山宝塔(ほうとう)院神宮寺から町名が起こった。永正一二年(一五一五)二月一三日付朝倉孝景判物写(慶松家文書)の宛名に「神宮寺太郎三郎殿」とみえる。正徳三年(一七一三)頃の御城下惣町間数帳には「往還神宮寺上町 七拾壱間、石坂町ヨリ神宮寺中町迄、但道幅四間」「往還神宮寺中町 八拾壱間、上町ヨリ下町迄、但道幅四間」「往還神宮寺下町 七拾五間、中町ヨリ石場上町迄、但道幅四間」と記す。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by