神戸山城跡(読み)かんどやまじようあと

日本歴史地名大系 「神戸山城跡」の解説

神戸山城跡
かんどやまじようあと

[現在地名]村松町蛭野

はく山北方の峰続きにある神戸山(六五六メートル)周辺に構築されている。寺本てらもと城とも称する。本丸は神戸山の北側尾根筋の標高約五六〇メートル前後に築かれ、ここを中心にして尾根伝いに深く切込まれた空堀がある。本丸の真下には水場があり、付近の急斜面にあたる道の両側には石積みの補強が施してある。北側の塁壕が結ばれる峰を登詰めた馬乗り馬場うまのりばばとよばれる地には腰曲輪・袖曲輪が階段状に主郭の背後の峰続きを二重に掘割っている。主郭の真下には飲料水の貯水池(水揚場)が設けられ、この下方の空堀からの取付け点に土台石の玉石が積上げられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む