神於村
こうのむら
[現在地名]岸和田市神於町
河合村の東、東西を牛滝川と津田川に挟まれた神於山(二九六・四メートル)の南麓、三昧川沿いに位置する。神於寺の門前集落。牛屋谷川・新坊川を合せた三昧川が、村内を東から西に流れて河合村に入る。
近世初頭の実報院諸国旦那帳(熊野那智大社文書)に「かう野村」とみえる。文禄三年(一五九四)神於寺村から神於寺門前村と改められ、明治元年(一八六八)神於村と改称された(大阪府全志)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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