岸和田市(読み)きしわだ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

岸和田〔市〕
きしわだ

大阪府南部,大阪湾岸から和泉山脈北斜面に広がる市。1922年市制。1948年までに春木(はるき)町,山直(やまだい)町ほか 5村を編入。中心市街地の岸和田は,江戸時代,岡部氏 5万3000石の城下町で,和泉木綿の集散地としても知られた。明治中頃から紡績,織物業が発達,泉州紡織工業地域の一中心地となった。第2次世界大戦後,岸和田港一帯に臨海工業埋立地が造成され,大阪鉄工金属団地が進出,隣接する忠岡町の海岸にかけて木材コンビナートも建設された。農村部では米作のほか野菜,花卉の栽培や酪農が行なわれる。積川(つがわ)神社本殿,兵主(ひょうず)神社本殿は重要文化財。岸和田城,摩湯(まゆ)山古墳(史跡),久米田池,久米田寺,積川神社などがあり,南西端の和泉葛城山のブナ林は天然記念物に指定。毎年 9,10月に行なわれる岸和田だんじり祭は泉州(せんしゅう)の代表的秋祭の一つ。JR阪和線,南海電気鉄道本線,国道26号線,阪和自動車道が通り,岸和田和泉インターチェンジがある。面積 72.68km2。人口 19万4911(2015)。

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