神泉村(読み)かみいずみむら

日本歴史地名大系 「神泉村」の解説

神泉村
かみいずみむら

面積:二三・七〇平方キロ

児玉郡南西端、秩父山地の北東端に位置する。北は神川かみかわ町および蛇行する神流かんな川を挟んで群馬県多野たの鬼石おにし町、南東は秩父郡皆野みなの町、南西は同郡吉田よしだ町、東は児玉町に接する。村の大部分は上武じようぶ山地に含まれるが,上阿久原かみあぐはらから下阿久原の秩父瀬ちちぶせにかけては神流川河岸段丘が比較的広く発達している。村域南端の城峯じようみね(一〇三七・七メートル)の東方から北東方は奈良尾ならお峠・風早かざはや峠を経て、横隈よこがい(五九三・六メートル)からすぎノ峠・やぐら峠へと続く。村域は上武山地主脈の北側斜面が大部分を占め、水系はすべて北方に流下して神流川に合流しており、集落や耕地は神流川沿いに点在する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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