神田正雄(読み)カンダ マサオ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「神田正雄」の解説

神田 正雄
カンダ マサオ


肩書
衆院議員,東京朝日新聞外報部長

別名
号=東洋

生年月日
明治12年3月18日

出生地
栃木県

学歴
東京専門学校〔明治34年〕卒

経歴
米英留学後の明治42年大阪朝日新聞社に入り、北京特派員となったが、大正6年依願退社。新聞研究のため渡米、8年帰国、東京朝日新聞社に再入社、政治部員、政治部次長、9年支那部初代部長、東京通信部長、政治部長を一時兼任、大正12年外報部長、同年10月美土路昌一、緒方竹虎らと編輯局員として実質局長を務めた。13年依願退職、栃木2区から立憲民政党推薦で衆議院議員当選、昭和3年再選。その後雑誌「海外」社長兼主筆となった。

没年月日
昭和36年8月2日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神田正雄」の解説

神田正雄 かんだ-まさお

1879-1961 大正-昭和時代前期の新聞記者,政治家
明治12年3月18日生まれ。42年大阪朝日新聞社に入社。のち東京朝日新聞社の政治部長,外報部長をつとめる。大正12年同社の編輯(へんしゅう)委員となり,緒方竹虎らと4人の合議制で編集局長職を代行。13年衆議院議員(当選2回,民政党)。昭和36年8月2日死去。82歳。栃木県出身。東京専門学校(現早大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例