日本歴史地名大系 「神田永井町」の解説 神田永井町かんだながいちよう 東京都:千代田区旧神田区地区神田永井町[現在地名]千代田区神田富山町(かんだとみやまちよう)神田岸(かんだきし)町の西と北に位置する町。東中之(ひがしなかの)橋から北に向かう道筋に沿った片側町と、神田岸町の北に数ヵ所に分れて町地がある。当地は江戸時代前期以来の武家地で、寛文新板江戸絵図によると、石川氏の拝領屋敷。宝永年間(一七〇四―一一)は松平造酒之丞の拝領屋敷(沿革図書)。正徳三年(一七一三)に芝永井(しばながい)町(現港区)の一部が増上寺の火除地となったため、当地に代地を与えられた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by