神護寺両界曼荼羅

山川 日本史小辞典 改訂新版 「神護寺両界曼荼羅」の解説

神護寺 両界曼荼羅
じんごじりょうかいまんだら

高雄(たかお)曼荼羅とも。空海が師恵果(けいか)から与えられた両界曼荼羅あるいはその第1転写本を,金銀泥だけで写したものとみられる。空海は829年(天長6)から神護寺経営にあたっており,833年までに制作されたと考えられる。絵画的にもすぐれた最古の両界曼荼羅。金剛界は縦411.0cm,横366.5cm。胎蔵界は縦446.4cm,横406.3cm。国宝

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む