神輿動座

山川 日本史小辞典 改訂新版 「神輿動座」の解説

神輿動座
しんよどうざ

寺社強訴(ごうそ)の際,神体御霊代を安置する神輿(みこし)をかつぎ出し,示威行動をすること。延暦寺による日吉社の神輿動座が有名。1095年(嘉保2)神輿を比叡山上の根本中堂に振りあげて関白藤原師通を呪詛したのが最初。延暦寺僧徒は以後しばしば日吉神輿を奉じて入京し,強訴を行った。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む