神送の風(読み)かみおくりのかぜ

精選版 日本国語大辞典 「神送の風」の意味・読み・例文・類語

かみおくり【神送】 の 風(かぜ)

九月末から一〇月はじめの強風諸国の神々を出雲に送るために、強風が起こるといわれる。
浮世草子好色万金丹(1694)五「神送(カミヲク)りの風吹あれて住吉松原すさまじく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android