神途城跡(読み)しんどじようあと

日本歴史地名大系 「神途城跡」の解説

神途城跡
しんどじようあと

[現在地名]北条市猿川

高縄たかなわ山の登山道の一つ猿川さるかわ道の傍らにあったが、現在は完全に荒廃している。中世の高縄山城の砦の一つであろうか。

伊予温故録」によると、十二台じゆうにだい城と称し、猿川村やま黒石くろいしにあり、一名神途城といい、河野家の臣脇田兵庫頭安顕のいた所と記されている。城名の由来は楼櫓跡台をなすもの一二であることによる。明治時代中頃までは一一の台が確認された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む