票田(読み)ヒョウデン

精選版 日本国語大辞典 「票田」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐でんヘウ‥【票田】

  1. 〘 名詞 〙 選挙で、ある候補者への大量の得票が予想される地域を田地にたとえていう語。
    1. [初出の実例]「農村はいつも政府与党の票田(ヒョウデン)でいなくてはいけませんよ」(出典吉里吉里人(1981)〈井上ひさし〉一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「票田」の意味・わかりやすい解説

票田
ひょうでん

候補者にとって票を獲得できる有権者多く居住する地域のこと。候補者に投じられる有権者の票を,収穫すべき田の稲にたとえて表現したもの。ある候補者にとって多くの票が入りそうな支持者が集中する地域を,その候補者の票田という。またときには,どの候補者にとっても票が入りうる人口の多い地域も票田と呼ぶこともある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む