禅語(読み)ゼンゴ

精選版 日本国語大辞典 「禅語」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐ご【禅語】

  1. 〘 名詞 〙 禅家独特のことば、術語。
    1. [初出の実例]「されは禅語(ゼンゴ)にも、鹿を追(をふ)うしは、山を見ずといへり心得有べし」(出典仮名草子・悔草(1647)上)
    2. 「来(きた)るに来所なく去るに去所を知らずと云ふと禅語めくが」(出典:倫敦塔(1905)〈夏目漱石〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「禅語」の読み・字形・画数・意味

【禅語】ぜんご

禅者の語。

字通「禅」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android