デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「福地勝衛門」の解説 福地勝衛門 ふくち-かつえもん 1830-1865 幕末の武士。天保(てんぽう)元年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。父福地政次郎より神発流砲術をまなび,鉄砲頭(がしら)となる。元治(げんじ)元年天狗(てんぐ)党の乱では,父とともに常陸宍戸(ししど)藩主松平頼徳(よりのり)にしたがい,保守派の諸生党とたたかう。敗れて下総(しもうさ)古河(こが)藩に禁固となり,元治2年4月5日処刑された。36歳。名は道遠。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例