日本歴史地名大系 「福家村」の解説 福家村ふけむら 香川県:綾歌郡国分寺町福家村[現在地名]国分寺町福家新居(にい)村の南に位置し、東部に六ッ目(むつめ)山・堂(どう)山があり、その西麓の平地を本津(ほんづ)川が南から北へ弓なりに流れる。現山口県松尾(まつお)寺蔵の建武四年(一三三七)一一月一〇日の年紀をもつ来迎院鐘銘(防長寺社由来)に「讃州南条郡福家村来迎院」とみえる。来迎院の旧跡は不明。天文一一年(一五四二)一二月一七日の鷲峰寺領名々分帳(鷲峰寺文書)に「福家村羅漢田七反」がみえる。戦国時代福家氏の拠った福家城跡が堂山にある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by