日本歴史地名大系 「国分寺町」の解説 国分寺町こくぶんじちよう 香川県:綾歌郡国分寺町面積:二六・〇〇平方キロ県の中央部、綾歌郡の北東角に位置し、北と西は坂出市、東は高松市、南は綾南(りようなん)町。北の境界に標高四〇〇メートルを超える五色(ごしき)台山系の大平(おおひら)山・国分(こくぶ)台があり、東の境界には標高二〇〇―三〇〇メートル級の袋(ふくろ)山・伽藍(がらん)山・六ッ目(むつめ)山・堂(どう)山、南には挿頭(かざし)山・火(ひ)ノ山、西には三〇〇メートル級の蓮光寺(れんこうじ)山・鷲(わし)ノ山などが周縁を囲んでいる。中央部は標高二五―三〇メートルの平地で、南東部から流入した本津(ほんづ)川が北流し、鷲峰(じゆうぶ)寺北を発し中央部を東流する支流と合流、弧をえがいて東の山間へ抜ける。 国分寺町こくぶんじまち 栃木県:下都賀郡国分寺町面積:二〇・六〇平方キロ下都賀郡の北部平坦地に位置し、東は河内(かわち)郡南河内町、西は栃木市、南は小山(おやま)市、北は石橋(いしばし)町・壬生(みぶ)町。西寄りを南流する姿(すがた)川西方台地上に下野国分寺跡・国分尼寺跡があり、町名はこれに由来する。古代には東山道が東西に通り、近世には日光街道が姿川東岸を南北に通り小金井(こがねい)宿が形成された。現在では同川東岸台地上を国道四号、JR東北本線・東北新幹線が南北に貫通し、東北本線小金井・自治医大(じちいだい)の二駅がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by