コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

福岡貢 ふくおか みつぎ

2件 の用語解説(福岡貢の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

福岡貢 ふくおか-みつぎ

歌舞伎「伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)」の主人公
寛政8年(1796)伊勢(三重県)古市の遊廓油屋でおこった騒動を題材にしている。貢は伊勢の御師(おんし)で,主家筋の若殿のために名刀青江下坂(あおえしもさか)をとりもどすが,遊女お紺の心にもない仕打ちを真にうけ,逆上して十人斬りをする。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

福岡貢

江戸時代の歌舞伎「伊勢音頭恋寝刃」の主人公。寛政8(1796)年5月4日,伊勢古市遊廓の妓楼油屋で,宇治山田の医者孫福斎 が,仲居万のほか数名を斬殺し,自身もふつか後に自刃するという事件があった。この事件が芝居に仕組まれた際,孫福斎が福岡貢に改められたのである。同年7月25日初日の大坂角の芝居で上演された。歌舞伎では福岡貢は,名刀青江下坂の詮議のために伊勢に来ている阿波の家老の息子,今田万次郎の手助けをするが,仲居の万野に辱められたのと,折角手に入れた刀をすり替えられたとの思い違いから,次々と人を斬り殺す。際物ではあったが人気があり,今日なおよく上演される。

(佐谷眞木人)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

福岡貢の関連キーワード伊勢音頭恋寝刃二枚目茶音頭油屋お紺伊勢音頭歌舞伎子近松徳三川崎音頭中山文七(2代)近松徳三(近松徳叟)

今日のキーワード

太陽系外惑星

太陽以外の恒星を回る惑星。その存在を確認する方法として、(1)惑星の重力が引き起こす恒星のわずかなふらつき運動を、ドップラー効果を用いて精密なスペクトル観測により検出する、(2)惑星が恒星の前面を通過...

続きを読む

コトバンク for iPhone

福岡貢の関連情報