福徳円満(読み)ふくとくえんまん

精選版 日本国語大辞典 「福徳円満」の意味・読み・例文・類語

ふくとく‐えんまん‥ヱンマン【福徳円満】

  1. 〘 名詞 〙 福徳が欠けるところがなく備わっていること。
    1. [初出の実例]「打ち出の小槌、打って打ち出す金銭・銀銭、福徳円満(フクトクエンマン)」(出典:浄瑠璃・雪女五枚羽子板(1708)厄払ひ)

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四字熟語を知る辞典 「福徳円満」の解説

福徳円満

福と徳、すなわち幸福と利益が、欠けることなく十分に備わって満ち足りていること。

[活用] ―な。

[使用例] 近年とくに肥っていた。福徳円満の相になっていた[丹羽文雄青麦|1953]

[使用例] 楽しめることを楽しんで、福徳円満、あたりまえの人生を享楽するのが、どこがわるいの[武田泰淳快楽|1960]

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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