福徳円満(読み)ふくとくえんまん

精選版 日本国語大辞典 「福徳円満」の意味・読み・例文・類語

ふくとく‐えんまん‥ヱンマン【福徳円満】

  1. 〘 名詞 〙 福徳が欠けるところがなく備わっていること。
    1. [初出の実例]「打ち出の小槌、打って打ち出す金銭・銀銭、福徳円満(フクトクエンマン)」(出典:浄瑠璃・雪女五枚羽子板(1708)厄払ひ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「福徳円満」の解説

福徳円満

福と徳、すなわち幸福と利益が、欠けることなく十分に備わって満ち足りていること。

[活用] ―な。

[使用例] 近年とくに肥っていた。福徳円満の相になっていた[丹羽文雄青麦|1953]

[使用例] 楽しめることを楽しんで、福徳円満、あたりまえの人生を享楽するのが、どこがわるいの[武田泰淳快楽|1960]

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む