福永令三(読み)フクナガレイゾウ

デジタル大辞泉 「福永令三」の意味・読み・例文・類語

ふくなが‐れいぞう〔‐レイザウ〕【福永令三】

[1928~2012]童話作家。愛知の生まれ。「クレヨン王国の十二か月」で講談社児童文学新人賞を受賞。以後「クレヨン王国」シリーズの作品多数執筆し、同シリーズはロングセラーとなった。平成16年(2004)児童文化功労賞受賞。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「福永令三」の解説

福永令三 ふくなが-れいぞう

1928-2012 昭和後期-平成時代の児童文学者。
昭和3年12月25日生まれ。早大卒業後から文筆生活。昭和31年「赤い鴉」でオール新人杯(現・オール読物新人賞)。38年「12色のクレヨン」でモービル児童文学賞。39年「クレヨン王国の十二か月」(35年刊)講談社児童文学新人賞。43年小学生対象の学習塾をひらく。講談社・青い鳥文庫に所収の「クレヨン王国」シリーズ(55年創刊)は500万部をこすロングセラーとなる。平成16年児童文化功労者。平成24年11月19日死去。83歳。愛知県出身。

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