福田節雄(読み)フクダ セツオ

20世紀日本人名事典 「福田節雄」の解説

福田 節雄
フクダ セツオ

昭和期の電気工学者 元・東京大学教授;元・電気学会会長。



生年
明治35(1902)年2月11日

没年
昭和46(1971)年11月22日

出生地
島根県

学歴〔年〕
東京帝大電気工学科〔大正15年〕卒

学位〔年〕
工学博士〔昭和13年〕

経歴
東大講師を経て、昭和4年助教授、17年教授となり、37年定年退官、成蹊大学初代工学部長。また電気学会会長、原子力安全研究協会理事、総理府放射線審議会委員、電気事業研究国際協力機構初代議長などを務めた。電力発送配電・自動制御に関する研究、再起電圧直視装置の発明など電気工学の発展に尽力著書に「電気工学原論」「電弧」「電気回路」「発電工学」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「福田節雄」の解説

福田節雄 ふくだ-せつお

1902-1971 昭和時代の電気工学者。
明治35年2月11日生まれ。昭和17年母校東京帝大の教授となる。のち成蹊大の教授,初代工学部長。電気学会会長,原子力委員会専門委員などをつとめた。昭和46年11月22日死去。69歳。島根県出身。著作に「電気工学原論」「電気回路」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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