福西古墳群(読み)ふくにしこふんぐん

日本歴史地名大系 「福西古墳群」の解説

福西古墳群
ふくにしこふんぐん

[現在地名]西京区大枝〈北福西町・東長町〉

むこう町丘陵西北斜面に点在する古墳群。二四基が確認されているが、二基以外はことごとく全半壊している。古墳群南半部は現在洛西らくさいニュータウンの敷地内で、既に造成のため削平されている。

六世紀末から七世紀前半に成立した古墳後期の群集墳で、横穴式石室を内部主体とする小円墳群である。しかし、群中には帆立貝式の前方後円墳が一基あり、築造年代は古墳中期にさかのぼる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む