日本歴史地名大系 「福西古墳群」の解説 福西古墳群ふくにしこふんぐん 京都市:西京区長野新田村福西古墳群[現在地名]西京区大枝〈北福西町・東長町〉向日(むこう)町丘陵西北斜面に点在する古墳群。二四基が確認されているが、二基以外はことごとく全半壊している。古墳群南半部は現在洛西(らくさい)ニュータウンの敷地内で、既に造成のため削平されている。六世紀末から七世紀前半に成立した古墳後期の群集墳で、横穴式石室を内部主体とする小円墳群である。しかし、群中には帆立貝式の前方後円墳が一基あり、築造年代は古墳中期にさかのぼる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by