禽獣葡萄鏡(読み)きんじゅうぶどうきょう

精選版 日本国語大辞典 「禽獣葡萄鏡」の意味・読み・例文・類語

きんじゅうぶどう‐きょう キンジウブダウキャウ【禽獣葡萄鏡】

愛媛県今治市大三島町の大山祇(おおやまづみ)神社蔵の白銅鏡。直径二六・八センチメートル。中国、唐代の作。厚手で鈕(ちゅう)(=つまみ)はたてがみをうず巻かせて四肢をふまえ獲物をくわえた怪獣文様は、獅子鳥類を等間隔で鋳出し、地文葡萄唐草でうめてある。国宝

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android