禿松(読み)カブロマツ

デジタル大辞泉 「禿松」の意味・読み・例文・類語

かぶろ‐まつ【×禿松】

葉の少ない松。二葉の松。若松小松
夜半の嵐に呼ばれては、答ふる野辺の―」〈浄・冥途の飛脚

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精選版 日本国語大辞典 「禿松」の意味・読み・例文・類語

かぶろ‐まつ【禿松】

  1. 〘 名詞 〙 葉の少ない松。二葉の松。小松。かむろまつ。
    1. [初出の実例]「きのふはふたばなりしかぶろ松のすゑも、いつしか大夫のいろうせはてて」(出典:評判記・けしずみ(1677))

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