デジタル大辞泉 「二葉」の意味・読み・例文・類語 ふた‐ば【二葉/双葉/×嫩】 1 発芽して最初に出る葉。双子葉植物で2枚出る。《季 春》2 人間の幼少のころ。また、物事の初め。「栴檀せんだんは―より芳かんばし」3 名香の一。伽羅きゃらで香味は苦甘。羅国。[類語]葉・木の葉・枝葉・草葉・葉っぱ・押し葉・葉身・葉脈・葉柄・葉末・托葉・苞・単葉・複葉・葉序・若葉・若緑・新緑・万緑・青葉・紅葉こうよう・紅葉もみじ・黄葉・照り葉・落ち葉・落葉・枯れ葉・朽ち葉・病葉わくらば・松葉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「二葉」の意味・読み・例文・類語 ふた‐ば【二葉・双葉・両葉・&JISF28E;】 〘 名詞 〙① 草木などの発生段階で最初に出る葉、すなわち子葉。最も普通に見られる植物が、二枚の子葉を有する双子葉植物であるところから、他の植物についても用いられる。《 季語・春 》[初出の実例]「ふた葉よりわがしめゆひし撫子の花のさかりを人に折らすな〈よみ人しらず〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)夏・一八三)② 人のまだ幼少の頃をいう。[初出の実例]「ふた葉にてみしおもかげもかはらぬにわかなつみける今日にあふ哉」(出典:元輔集(990頃))③ 香木の名。分類は羅国(らこく)。香味は苦辛。六十一種名香の一つ。〔建部隆勝香之筆記(香道秘伝所収)(1573)〕④ 薫物の名。〔四辻家薫物書〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本の企業がわかる事典2014-2015 「二葉」の解説 二葉 正式社名「株式会社二葉」。英文社名「FUTABA CORPORATION」。倉庫・運輸関連業。大正13年(1924)「二葉組回漕店」創業。昭和23年(1948)株式会社化。同63年(1988)現在の社名に変更。本社は東京都港区高輪。港湾運送会社。冷蔵倉庫を保有し温度管理を必要とする輸入貨物を中心に取り扱い。通関業務も行う。 出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報