精選版 日本国語大辞典 「禿髪」の意味・読み・例文・類語 かぶろ‐がみ【禿髪】 〘 名詞 〙 髪のなかほどを締めて固定したり結んだりすること。また、その形。ちゅうじめ。[初出の実例]「女郎はじめてつれて出る前日、額髪をわけて禿髪に結(ゆひ)かふる也。禿髪といふは中じめの事也」(出典:評判記・色道大鏡(1678)三) とく‐はつ【禿髪】 〘 名詞 〙 毛髪が抜けて頭がはげること。また、その頭。はげ。[初出の実例]「動者夭兮是理レ天。中書禿髪或其然」(出典:済北集(1346頃か)四・水滴菊)[その他の文献]〔沈遼‐寄慶復允中詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「禿髪」の読み・字形・画数・意味 【禿髪】とくはつ 毛髪が落ちる。はげ。宋・沈遼〔慶復允中に寄す〕詩 坐(そぞろ)に想ふ、故人應(まさ)に(おも)ふらるべきも 如今(じよこん)禿髮、斑(わか)つに(た)へず字通「禿」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報