私和与(読み)しわよ

精選版 日本国語大辞典 「私和与」の意味・読み・例文・類語

し‐わよ【私和与】

  1. 〘 名詞 〙 中世、私的な和与鎌倉幕府の訴訟制度で、裁判所認可を受けていない和解契約。わたくしのわよ。→和与(わよ)
    1. [初出の実例]「就中被私和与事、傍例非一也」(出典高野山文書‐建治二年(1276)七月日・阿氐河庄地頭湯浅宗親陳状案)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む