秋二毛(読み)あきふたげ

精選版 日本国語大辞典 「秋二毛」の意味・読み・例文・類語

あき‐ふたげ【秋二毛】

〘名〙 鹿の毛皮の名。夏毛秋毛との替わり目で、夏毛の茶色と秋毛の栗色の入り交じった毛並み。
御伽草子鴉鷺合戦物語(室町中)「赤うるしの弓に秋二毛のうつぼ、すかるやかにおひなして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android