秋庭俊彦(読み)アキバ トシヒコ

20世紀日本人名事典 「秋庭俊彦」の解説

秋庭 俊彦
アキバ トシヒコ

大正・昭和期の露文学者,俳人



生年
明治18(1885)年4月5日

没年
昭和40(1965)年1月4日

出生地
東京

学歴〔年〕
早稲田大学英文科〔明治43年〕卒

経歴
早大在学中、短歌を志して一時は新詩社同人となったが、チェーホフ作品を知り、英訳から翻訳し、その紹介につとめた。昭和に入ってからは温室園芸業を営み、そのかたわら俳句に専念し、37年句集「果樹」を刊行した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「秋庭俊彦」の解説

秋庭俊彦 あきば-としひこ

1885-1965 大正-昭和時代のロシア文学者,俳人。
明治18年4月5日生まれ。はじめ短歌をこころざし新詩社同人となる。チェーホフに傾倒し,「チェーホフ全集」の翻訳にくわわり英訳からの翻訳,紹介につくした。昭和にはいって句作をはじめ,句集に「果樹」がある。昭和40年1月4日死去。79歳。東京出身。早大卒。旧姓中山

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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