秋海棠科(読み)しゅうかいどうか

精選版 日本国語大辞典 「秋海棠科」の意味・読み・例文・類語

しゅうかいどう‐かシウカイダウクヮ【秋海棠科】

  1. 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。世界に五属九二〇種知られ、主に熱帯に分布する。多年草で、茎は水分に富み、葉はふつう非対称で、膜様の托葉がある。花序は葉腋(ようえき)に二叉分枝して付き、最初のものは雄花で終わるが、最後のものはしばしば一個の雌花で終わる。雄花には二または四個の花弁と多数の雄しべがあり、雌花には二ないし五個の花弁と二ないし三室からなる子房があり下位種子は小さく胚乳がない。シュウカイドウ、シキザキベゴニア、タイヨウベゴニアなど数種が観賞用に栽培されるが、いずれも外来種で、この科の自生種は日本にはない。ベゴニア科。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 ようえき 名詞

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む