秋田駅(読み)あいたのえき

日本歴史地名大系 「秋田駅」の解説

秋田駅
あいたのえき

「延喜式」の「諸国駅伝馬」の項に「白谷 駅馬七疋、伝馬三疋、船五隻」および「秋田 駅馬十疋」とある。秋田駅は現秋田市八橋やばせ地内と推定される。白谷しらや雄物川河畔に位置する現河辺郡雄和ゆうわ新波あらわに比定される水駅で、現在の山形県庄内地方にあった出羽国府から秋田城に至るには、遊佐ゆさ蚶方きさかた由利ゆりの諸駅を経て白谷駅に達し、雄物川(秋田川)の舟運を利用して、城下の終着駅である秋田駅に至る便も開かれていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む