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科斗書 かとしょ Kē dŏu shū

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世界大百科事典 第2版の解説

かとしょ【科斗書 Kē dŏu shū】

中国古代の空想的な字体の文字。科斗文,科斗篆(てん)ともいう。蒼頡(そうけつ)がはじめて漢字を作ったときの字体がこれで,まだ筆と墨とがなかったため,竹挺(たけべら)に漆をつけて文字を書いたが,その字体は頭が太く尾は細くなって科斗(おたまじゃくし)に似ていたのでこの名がつけられたとされる。前漢時代に魯壁(孔子の旧宅の壁)をこわして得た古文経書や,西晋時代に出土した汲冢(きゆうちよう)書がこの字体で書かれていたとされるが,現在の古文字史の知識からすれば,その文字が特に科斗と似ていたとは考えられず,当時の人々が難解な古代文字を広くこの名で呼んだものであろう。

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