秦浄足(読み)はたの きよたり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「秦浄足」の解説

秦浄足 はたの-きよたり

?-? 奈良時代官吏
孝徳天皇の命で朱砂(しゅさ)採取のため伊予(いよ)(愛媛県)にすみ秦首(おびと)の娘をめとった阿倍小殿小鎌(あべのおどのの-おかま)の子孫。代々秦毗登(ひと)(秦首)を称していたが,天平神護(てんぴょうじんご)2年(766)もとの阿倍小殿への改姓をゆるされた。越中目(えっちゅうのさかん),貢調使(こうちょうし)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android