デジタル大辞泉 「稀勢の里寛」の意味・読み・例文・類語 きせのさと‐ゆたか【稀勢の里寛】 [1986~ ]力士。第72代横綱。茨城県出身。本名、萩原寛。平成29年(2017)横綱に昇進。優勝2回。平成31年(2019)引退。→第71代横綱鶴竜かくりゅう →第73代横綱照ノ富士 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「稀勢の里寛」の解説 稀勢の里寛 田子ノ浦部屋所属の大相撲の力士。1986年7月3日生まれ、茨城県出身で、本名は萩原寛。身長187センチメートル、体重175キログラム。2002年、鳴戸俊英親方(元横綱隆の里)の鳴戸部屋(千葉県松戸市)へ入門し、同年春場所に初土俵を踏む。04年一月場所で、17歳6カ月での幕下優勝を果たし、貴花田(後の横綱貴乃花)、富樫(後の横綱柏戸)に次ぐ歴代3位の若年記録を樹立した。同年十一月場所において18歳3カ月で幕内昇進し、貴花田に次ぐ若年記録歴代2位を記録した。また同場所より、しこ名を「萩原」から「稀勢の里」へ改名する。06年の七月場所で小結に昇進し、09年の三月場所で関脇に昇進を果たす。10年の十一月場所では、連勝中の横綱白鵬に勝利し、連勝記録を63でストップさせた。12年の一月場所で大関に昇進。16年、優勝ゼロの力士で大相撲史上初めて年間最多勝を獲得した。17年の一月場所で初めての優勝を達成、大関昇進後31場所での優勝は歴代で最も遅い記録となった。17年1月23日、日本相撲協会の諮問機関である横綱審議委員会(横審)に横綱に推薦され、同25日、日本相撲協会理事会で承認され、72代横綱となった。日本出身の横綱は3代目若乃花以来19年ぶりとなる。 (2017-1-24) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稀勢の里寛」の解説 稀勢の里寛 きせのさと-ゆたか 1986- 平成時代の力士。昭和61年7月3日生まれ。中学卒で鳴戸部屋に入門し,平成14年3月初土俵。16年5月新十両,同年11月には18歳4ヵ月で新入幕をはたす。18年7月新三役小結,21年3月新関脇。24年1月大関に昇進。得意手は左四つ,突き,押し。茨城県出身。本名は萩原寛。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例