稀音家幸(読み)キネヤ コウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「稀音家幸」の解説

稀音家 幸
キネヤ コウ


職業
長唄三味線方

肩書
稀音会主宰

本名
遠藤 久(エンドウ ヒサ)

別名
別名=稀音家 幸子(キネヤ サチコ)

生年月日
明治34年 4月16日

出生地
東京

学歴
小学〔大正3年〕卒

経歴
大正から昭和にかけて長唄三味線の名手といわれた稀音家浄観の長女。3歳頃から父親の指導を受ける。長唄稀音家会を主宰し、また、昭和21年松崎倭佳とともに梅倖会を組織。女流長唄三味線の第一人者として活躍。

受賞
紫綬褒章〔昭和43年〕 モービル音楽賞〔昭和47年〕

没年月日
昭和60年 1月8日 (1985年)

家族
父=稀音家 浄観(長唄三味線方)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「稀音家幸」の解説

稀音家 幸
キネヤ コウ

大正・昭和期の長唄三味線方 稀音会主宰。



生年
明治34(1901)年4月16日

没年
昭和60(1985)年1月8日

出生地
東京

本名
遠藤 久(エンドウ ヒサ)

別名
別名=稀音家 幸子(キネヤ サチコ)

学歴〔年〕
小学〔大正3年〕卒

主な受賞名〔年〕
紫綬褒章〔昭和43年〕,モービル音楽賞〔昭和47年〕

経歴
大正から昭和にかけて長唄三味線の名手といわれた故・稀音家浄観の長女。3歳頃から父親の指導を受ける。長唄稀音家会を主宰し、また、昭和21年松崎倭佳とともに梅倖会を組織。女流長唄三味線の第一人者として活躍。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稀音家幸」の解説

稀音家幸 きねや-こう

1901-1985 大正-昭和時代の長唄三味線方。
明治34年4月16日生まれ。2代稀音家浄観(じょうかん)の長女。3歳のころから父に長唄をならう。昭和8年稀音会の主宰者となり,21年吉住小梅とともに梅倖会(54年解散)を組織する。女浄観と称された。昭和60年1月8日死去。83歳。東京出身。本名は遠藤久(ひさ)。別名は幸子(さちこ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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