稚児買(読み)ちごかい

精選版 日本国語大辞典 「稚児買」の意味・読み・例文・類語

ちご‐かい‥かひ【稚児買】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、元祿年間(一六八八‐一七〇四)、町中を「ちご買おう」と呼び歩いて里子を求め、預りたい者に周旋するのを業とした女。
    1. 稚児買〈人倫訓蒙図彙〉
      稚児買〈人倫訓蒙図彙〉
    2. [初出の実例]「まま母、おつぼね、扨は神子(みこ)、ちごかい、何にてもこはい事をよくせらるる」(出典評判記役者口三味線(1699)京)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む