精選版 日本国語大辞典 「稚児買」の意味・読み・例文・類語 ちご‐かい‥かひ【稚児買】 〘 名詞 〙 江戸時代、元祿年間(一六八八‐一七〇四)、町中を「ちご買おう」と呼び歩いて里子を求め、預りたい者に周旋するのを業とした女。稚児買〈人倫訓蒙図彙〉[初出の実例]「まま母、おつぼね、扨は神子(みこ)、ちごかい、何にてもこはい事をよくせらるる」(出典:評判記・役者口三味線(1699)京) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例