種取(読み)たねとり

精選版 日本国語大辞典 「種取」の意味・読み・例文・類語

たね‐とり【種取】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物種子を採取すること。《 季語・秋 》
  3. 明治の頃、新聞雑誌などの記事、特に社会面の雑報的な記事を取材して歩くこと。また、その人。
    1. [初出の実例]「一昨朝弊社の探報(タネトリ)が柳橋麦湯の前を通り升すと」(出典横浜毎日新聞‐明治九年(1876)七月二四日)
  4. 種付のために養っておく動物

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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