種取(読み)たねとり

精選版 日本国語大辞典 「種取」の意味・読み・例文・類語

たね‐とり【種取】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物種子を採取すること。《 季語・秋 》
  3. 明治の頃、新聞雑誌などの記事、特に社会面の雑報的な記事を取材して歩くこと。また、その人。
    1. [初出の実例]「一昨朝弊社の探報(タネトリ)が柳橋麦湯の前を通り升すと」(出典横浜毎日新聞‐明治九年(1876)七月二四日)
  4. 種付のために養っておく動物

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 探報 実例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android