稲吉堰(読み)いなよしぜき

日本歴史地名大系 「稲吉堰」の解説

稲吉堰
いなよしぜき

小郡市域を南北に貫流する宝満(ほうまん)川の左岸から取水する堰。正保四年(一六四七)三月、御原(みはら)郡稲吉村際の小板井(こいたい)村内の地に、砂堰に代えて川幅八八間の石の井堰を築造した。久留米藩は普請奉行丹羽頼母重次のもと郡奉行鈴村弥次右衛門・草野次郎右衛門を裁判として置き、領内惣郡役で灌漑畝数六九〇町余に及ぶ領内最古の堰を完成させた(「啓忘録抜萃」など)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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