稲子豆(読み)イナゴマメ

デジタル大辞泉 「稲子豆」の意味・読み・例文・類語

いなご‐まめ【稲子豆】

マメ科の常緑小高木。長さ約15センチの扁平なさやができる。熟した果肉糖分を多く含み、乾燥させたものはチョコレートに似た風味をもつ。南ヨーロッパ原産で、古くから甘味料食用・飼料用とされた。キャロブ

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精選版 日本国語大辞典 「稲子豆」の意味・読み・例文・類語

いなご‐まめ【稲子豆】

〘名〙 マメ科の常緑小高木。南ヨーロッパ原産で観賞用として栽培される。葉は広楕円形小葉が二~三対、羽状にならぶ。雌雄異種で、単性または両性赤い花総状に咲く。実は扁平な長楕円形のさやとなる。

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